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経営者は映画監督。役者無くして作品は生み出せない。

株式会社アスカネット
創業者 福田 幸雄

更新日:2016年9月30日

1948年3月5日生まれ
文化服装学院卒業。
服飾デザイナー、フォトグラファーなどを経て
1983年 飛鳥写真館設立 代表取締役社長就任
1995年 アスカネット設立 代表取締役社長就任
2005年 東京証券取引所マザーズに株式上場
2007年 代表取締役社長兼CEO就任
2018年 代表取締役会長兼CEO就任
※所属・役職等は取材時点のものとなります。

好きなことだから、アイデアが湧く。好きなことだから、続けられる。

今でこそITサービス企業として上場も果たしている当社ですが、今日に至るまでにはかなりの紆余曲折がありました。始まりは東京・青山に出店したアパレルショップ。しかし3年で夢破れ、広島にUターンしてからはフォトグラファーに転身しました。その後『飛鳥写真館』を立ち上げ、遺影の制作サービスを開始。当時は先進的だったインターネットに着目したことで、当社の原型が完成しました。

紆余曲折と言いましたが、もっと平たく言えば、私自身の『飽き性』という性格に起因しているかもしれません(笑)しかし、ファッションにせよカメラにせよ、インターネット(さらにその以前は伝送システム)にせよ、どれもかなりの興味関心を持ち、のめり込んだものです。飽き性であると同時に、『凝り性』なんですね。強い興味を持っているから、それに関するアイデアはどんどん湧いてくる。そして次第にアイデアがカタチとなって、ビジネスに発展する。そうして現在のアスカネットが出来上がった訳です。

ただ、どの事業においても、私一人の力で実現した訳ではありません。私のアイデアをうまくカタチにし、それをビジネスとして推進してくれた周囲のサポートがあってのことです。私自身は“人運が良い”と思っているのですが、ビジネスの転機において、必ずキーパーソンとなる方にタイミング良く出会えているのです。まさに、採用によって経営が変わっていったと言えると思います。

会社経営は映画製作に似ている。

さかのぼれば私は、高校時代は映画監督になりたいと思っていました。しかし現実的には難しく、その道は諦めたのですが、今になって、会社経営は映画監督に通ずる部分があると感じています。映画監督は、ストーリーをつくり、脚本を書き、キャストを決め、衣装、音響といった演出まで行います。一方、経営者である私は、まずビジネスプランを描き(ストーリー)、事業計画に落とし込みます(脚本)。そして人員体制を整え(キャスティング)、舵を切っていくのです(演出)。私が描くストーリーをおもしろいと感じ、「監督、その役は自分に演じさせてくれ」と役者が集ってくれることで、一つの作品(事業)が完成している感覚です。少しカッコつけた表現になったかもしれませんが、こうしたフィーリングの部分は、現在の採用活動においてもかなり重視しています。採用する方とフィーリングが合うかどうかで、その方の入社後のパフォーマンスに明らかな差が出てくるからです。

“絶体絶命”の先に待つハッピーエンドにワクワクできるか。

フィーリングが合うと感じ入社してもらった方には、その感覚をより強くするために、その方の性格やタイプに合った業務を、順を追ってお任せするようにしています。そうして一つずつ成果を出していただくことで、まずはしっかりその方のポジションを確立していただきたいと考えてます。ポジションが確立でき、当初は抽象的だった感覚が具体的なおもしろみ、やりがいとなっていけば、より加速度的にパフォーマンスを発揮しやすくなると思います。私や当社の社歴が長い人は、そうした環境づくりをしていくことが大切な仕事です。もちろん、うまくいくことばかり、おもしろいことばかりではありません。困難に直面する場面も少なくないでしょう。しかし、そういう場面をいかに楽しめるかが重要だと思います。“絶体絶命”といったシーンは映画にも付き物です。そして、それを乗り越えた先にハッピーエンドが待っているのです。言うなれば、ハッピーエンドへの期待感をモチベーションとできる人材が多いことが、当社の強みであるように感じています。

編集後記

コンサルタント
植田 将嗣

いつも福田社長にお会いして感じるのは「なんて多趣味な方なんだろう」です(笑)アスカネットが展開する事業は、福田社長の強い好奇心からできているのではないかとさえ思わされるほどに、この方より詳しい人を見たことがないという分野がいくつもあります。現在、押しも押されぬ主力事業に育っているフォトブックも、写真、無線、インターネット、PCの知識を、かなり早い段階から福田社長が有しておられたことが、事業化成功の大きな要因だと感じました。近年では、AI(エアリアルイメージ)事業という新たな分野に進出されたアスカネット、まだまだあっと驚くような展開をされていかれるのではないかとワクワクします。

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