転職成功者インタビュー | リージョナルHERO
暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO
広島へのリージョナル転職を見事実現された候補者の佐々木達也さん(仮名)にインタビューしました。
岡山県に生まれ、広島の大学を卒業し東京のシステムエンジニアリング会社で活躍していた佐々木達也(仮)さんは、広島市に本社を置くBMW正規ディーラー、バルコムモータースにリージョナル転職を果たした人物である。東京で電子マネーのシステム構築やクレジットカード会社におけるプロジェクトのリーダーとして充実したキャリアを築いていた佐々木さんが広島へ移る決断を下したのは、広島県出身の妻の希望と、二人目の子供が生まれ、子育ての環境を考えてのことという。妻の実家まで車で5分の距離に一家四人で暮らす佐々木さんに、リージョナル転職の実際についてうかがった。
- プロフィール株式会社バルコムモータース 佐々木達也さん(仮名) 31歳/大学卒
- 転職活動【転職回数】1回【転職期間】エントリーから内定まで161日間
職業 | プロジェクトリーダー | 職業 | 社内SE |
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業界 | IT業界 | 業界 | 自動車販売会社 |
仕事内容 | 主に金融(クレジット)業界のアプリケーション開発を担当。担当したプロジェクトでは、業務リーダーとして5名の進捗を管理。 | 仕事内容 | 総務グループにて社内システムの保守、運用を担当。 |
BMWの正規ディーラーで、広島を中心に西日本で店舗展開を行っている株式会社バルコムモータースの総務グループでシステムの保守、運用を担当しています。弊社ではBMWジャパンと連動して商品を仕入れており、在庫管理システムや販売管理システムが稼働しています。各拠点の方々とコミュニケーションを取りながら、それらのシステムをメンテナンスするのが主な仕事です。
システムエンジニアとして顧客先に常駐して働いていました。最初は電子マネーのシステムを構築するプロジェクトに配属され、携帯電話に組み込むアプリケーションをつくったりしていました。そこで4?5年お世話になった後、クレジットカード会社に移り、プロジェクトリーダーとして10人ほどのプロジェクトを統括しました。やった分だけきちんと評価される環境でしたので、非常にやりがいがありました。
広島の大学を出て、就職で東京に移って3年くらい経った頃に結婚し子供が生まれたんですが、妻が郷土愛の強い人間で「実家に戻りたい」という希望を強く持っていたんです。そして2010年2月に二人目の子供が生まれ、僕自身がちょうど30歳になったこともあり、これを機に妻の思いをくみ取って故郷に戻ろうかなと考え始めました。それまでは妻の希望からちょっと逃げていたところがあるのですが、二人とも関東圏に親戚がいないので子育ての面で不安があり、きちんと向き合わなければと思ったんです。
確かに東京で仕事をしていれば、最先端のシステムや新しい技術を学ぶことができていいのではないかとは思いました。ただ、顧客先に常駐して働いていたため、会社のためにやっているという感覚を持ちにくいという面がありました。今後は「会社のために働く」という方向でやっていこうと考えたのも、リージョナル転職のきっかけになりました。
そうですね。当時はお客様のいる中で、お客様とずっと向き合って仕事をしており、会社のために仕事をしているという感覚があまり持てませんでした。もちろん貢献はしたと思いますが、自社へ行くのは健康診断のときくらいでしたから。その点、広島で働くとしたら中小企業が多く、会社のために働いている感覚が得られるだろうと思いました。
2009年の年末に大手転職サイトに登録したのですが、広島ではなかなか条件に合う企業がなくて、転職サイトの担当の方から「地元で転職支援サイトを運営している会社がある」と教えてもらい、新たに登録して現在の会社を紹介していただきました。
まずBMWのディーラーということできちんとしたバックボーンがあり、なおかつ中国地方で店舗展開し成長している点に魅力を感じました。地元のお客さんとよくコミュニケーションを取っていて、地盤がしっかりしているというお話も聞きましたし、面接を受けたときの部長さんが人間的に魅力的な方だったので、本当に惹かれました。
仕事面では、現在は東京でやっていた言語とは異なる言語を使っており、新しい言語を学ぶという面で自分のスキルアップにつながっています。同じ部署のメンバーが親身になって話を聞いてくれるのも、嬉しい面ですね。生活面は、東京では子供が寝てから帰宅して、目覚める前に出社していましたが、今は夜の8時くらいには帰れるので家族一緒にご飯が食べられるし、子供達とお風呂も入れるので、妻の負担も劇的に変わったと思います。つい最近、妻が肺炎にかかり一週間入院したんですが、子供二人を実家に預かってもらいなんとか乗り越えることができました。これがもし東京だったらどうなっていたか......。やはり親戚が近くにいると安心できますね。
良かった点の裏返しですが、以前と比べて働く時間が減り、スピード感も若干ゆるくなったことに少し不安があります。ですので、自分で意識して業務を凝縮して行うようにしています。
この道を選んで正しかったのか?」と迷うより、「選んだこの道が正しいんだ!」と考えるのがいいと思います。僕はそう考えていま、頑張っています。
株式会社ライフサイズ 植田 将嗣
2010年1月、東京から弊社WEBサイトを通してエントリーを頂き、TV面談で初めてお会いしました。 口数は少ないものの、実直な姿勢と素直なコミュニケーションから、仕事が出来る好青年と感じました。 ご自身は岡山、奥様は広島出身で、もうすぐお2人目のお子様がお生まれになるため、いずれ広島か岡山にUターン転職をしたいとのご意向でした。 当初は弊社にマッチング案件がなかったため、転職活動の長期サポートを前提にお付き合いがスタートしました。 一方で、お子様の進学時期を考えると、そうゆっくりもしていられない状況であったため、平行して広島市内の優良企業の求人開拓を進めましたところ、 4月にマッチング案件が入り、取締役とのセッティングが実現しました。その後は、とんとん拍子に話が進み、6月には無事内定。 12月現在、即戦力として大活躍されていらっしゃるご様子をお聞きし、良い出会いを創れたとうれしく思っています。