2012.02.08
冬の広島と言えば
さて、お題にございます、冬の広島といえば・・・何でしょう。
スキー?ええ、そういうのもございますね。
マラソン?ああ、どこでもありますね。
カニ?いやそれは鳥取とか兵庫ですね。
そろそろいいですか、あ、そうですか。
そうです、牡蠣(カキ)です。もう、冬の広島と言えば圧倒的に牡蠣ですから。今こそ1年で一番うまい牡蠣を食べるしかないですから。
広島県もこの力の入れようですよ。
広島かき祭りカレンダー
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/88/kakimaturikarenda.html
さて、実はそういう私、牡蠣を食べるようになったのは、実は2年前のことです。それまでは全然食べれなくて、牡蠣なんていらないのに、と思ってました(笑)
でも、せっかく地元の名産品ですから、勇気を振り絞って食べてみたんです。すると、素直に「まいうー」な訳です。いや、こんなにうまかったか?最近うまくなったんじゃないか?と思ってちょっとだけ思い出してみました(え?調べろ?w)。
すると、絶品な牡蠣が出来る理由(食べられる理由)が3つあったのです。
1つ目は私の記憶と生活環境に関連します。私か生まれたのは広島県でも山間部に近いところですので、当然、海からはずいぶんと離れているわけです。
子供の頃の記憶では(今から20年以上前ですね)、牡蠣はものすごくよく火を通して鍋などで食べていました。当時の流通技術では、新鮮な牡蠣が安価で出まわっていなかったんだと推測します。
なので、グラグラに煮た(あまり新鮮ではない)牡蠣をメインに食していましたので、そりゃ美味いはずがないのです。しかも父親は牡蠣嫌いでしたので、たまに食卓にだされる牡蠣は「煮まくった小ぶりなもの」ばかりです。
2つ目、牡蠣は育った場所で身の大きさも味も大きく違います。私、いろんな所で牡蠣を食べるようになって明らかに違いがわかる男に成長しました。
だいたい、稚貝(牡蠣の子供)が食べごろの牡蠣になるには3年ぐらいかかるそうで、その間、牡蠣が美味しくなるように筏(いかだ)を数回場所移動するそうです。ここが、おいしい牡蠣を作れるかどうかの大きなポイントだそうです。
3つ目は栄養豊富な瀬戸内海が美味しい牡蠣が育つ完璧な環境ということです。
多くの島と陸に囲まれ、栄養が存分に漂う内海(うちうみ)だからこそ、ものすごくおいしい牡蠣が育つのです。外海ではこうはいきません。(たぶん・・・(笑))
さて、この絶品牡蠣、下記3拍子揃ってはじめて美味しく食べられるわけです。
◆広島県産の牡蠣の育て方がうまい水産会社のものであること
◆牡蠣はカラをとってもしばらく生きているので、生きているうちに調理すること
◆産地で食べるんだから美味いに決まっていると思って食すこと
いかがでしょうか。広島で食べないといけないということを、おわかりいただけましたでしょうか。
もう一度リンクします。広島県(県庁)もこの力の入れようです(笑)
広島かき祭りカレンダー
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/88/kakimaturikarenda.html
ぜひ、冬の間に一度広島にお越し(帰省)ください!心よりお待ち申し上げております!!