2021.05.26
「中長期」で広島へのU・Iターンを考える際にチェックしておきたいメディア4選
リージョナルキャリア広島のコンサルタント、原田です。曇天の梅雨空が続く中、たまに晴れると必要以上にテンションが上がって外に出るのですが、思わぬ日差しの強さにすぐバテて家に戻る、そんな今日このごろです(笑)
(先日も川と空の青、木々の緑があまりに綺麗で、思わず川に飛び込みそうになりました)
中長期でU・Iターンを考える際に収集するべき情報
さて、コロナ禍で働き方やキャリアについて注目されることが多い昨今ですが、私たちにも「中長期的に広島へのU・Iターンを考えていきたい」というご相談が多くなっています。
そういった方の多くは、「では広島に求人はあるのか」と情報を集めており、その過程で私たちの存在を知って頂いている方も少なくありません。そうしたご相談の場合、求人についての情報をご提供させて頂くのですが、「中長期」を前提とした場合には、求人以外にも広く情報収集する必要があることをよくお話しています。
というのも、U・Iターンをお考えの方、つまり県外にお住まいの方は、県内在住の方に比べて、「広島の市況は良いのか、悪いのか」「どんな企業があるのか」「どんなキャリアの可能性があるのか」など、"そもそも"の情報が圧倒的に不足しているケースが少なくないためです。大胆な言い方をすれば、「今は応募するつもりがない求人」の情報をいくら集めても、それは"活きた情報"とは言えません。
コロナ禍で多くの方が痛感したように、求人は市況の変化によって増減しますし、いざ転職活動を始める際に、あらかじめチェックしておいた求人がまだあるとは限りません。
ですから、市況の変化や企業の動向をウォッチしていくことで、「こんな求人が出るかもしれないな」「こんなキャリアにできるかもしれないな」と予測したりシミュレーションを行っていくことの方が、"そのとき"に向けては、よほど有意義なアクションと言えるのです。
広島の市況・企業動向を知る方法
では、どのようにそういった情報を集めていくか。私たちがご支援させて頂いている場合は、定期的に連絡を取ったり面談させて頂きながら、情報提供させて頂いています。
またそれ以外にも、地元ニュース(特に経済ニュース)のメディアから、ご自身で日々情報収集することをお勧めしています。ここでは代表的なメディアを4つご紹介します。
日経電子版:地域ニュース
https://www.nikkei.com/local/hiroshima/
ご覧になっている方も多いことと思いますが、網羅性が高く、大きなトピックスを知るにはもってこいです。先日も広島を代表するメーカー(株)ミカサの新サービス開始の記事やマツダ(株)の業績についての記事などが出ていました。
会員登録すれば無料会員の場合も有料記事を一定数閲覧できるため、まずは無料会員から試してみるのも良いと思います。
中国新聞デジタル
https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/
「実家では今も中国新聞をとっている」という方も多いかもしれませんね。より地元経済に特化しており、日経などではあまり出てこないような地場企業について知るにはとても効果的です。先日も、業界では名の知れた有力メーカーであるドリームベッド(株)が東証二部上場を承認されたという明るいニュースが出ていました。
こちらも無料会員登録すれば十分情報を得られますので、ぜひ押さえておきたいですね。
広島経済新聞
新聞系メディアに比べると、「遊ぶ」「買う」「食べる」など暮らしやカルチャーに関する記事が多いメディアです。生活に身近なニュースが多いため、流行やトレンドまで含めて、より「今の広島」をイメージしやすいかもしれません。こちらは会員機能はなくすべて無料で閲覧できます。
広島ニュース 食べタインジャー
こちらも無料ですべての記事が閲覧可能。「食」に限らず、観光、イベントや企業のニュースに至るまで、"ローカル色"が強いメディアです。県外在住の方にとっては、「あぁ~広島に帰りたいな~」と望郷の念が強くなるかもしれません(笑)
これらのメディアから定期的に情報を得ながら、それをきっかけに企業について詳しく調べたり、「社名×職種×求人」といったように深く検索しながら情報をストックしておくと、例えば転職エージェントに具体的な転職相談をする際にも、「こういう求人を探している」「こういうキャリアにしたい」とより鮮明なイメージを伝えやすくなると思います。
私たちリージョナルキャリアでも、前回ご紹介したように、広島での仕事や暮らしなどについてシミュレーションして頂きやすいように、様々な情報発信に努めています。「中長期での相談」大歓迎です。より詳しく知りたいという方は、ぜひお気軽にお声掛けください。