地域情報ブログ

その他2021.09.30

「地元」って何?生まれたところ?育ったところ?それとも・・・

リージョナルキャリア広島のコンサルタント、原田です。先の自民党総裁選挙で岸田文雄氏が当選。池田勇人氏、宮澤喜一氏に次いで、戦後3人目の広島選出総理大臣誕生の見通しとなりました。

ちなみに私は基町高校に通っていましたので、通学路だった広島城脇に銅像がある池田勇人氏は何だか昔から親近感を持っています(笑)岸田氏も銅像ができるぐらい、ぜひ功績を残してもらいたいものですね。

池田勇人君像.jpg


さて、岸田氏当選のニュースを見ていると、「地元広島」というフレーズがよく使われます。しかし、ふと思ったんですが、彼の出生地は東京で、幼少期を含めて、広島で生活をされたことは無いんですよね。ルーツは広島にあって、選挙地盤も広島、しかも彼は根っからのカープファンですから(笑)、「地元広島」にそれほど違和感は無いんですが、そう言われると「地元」って分かるようで分からない言葉だなー、と。


辞書を引くと、「地元」とは以下のようにあります。
・そのことに直接関係ある土地。
・その人が居住している土地。また、その人の勢力範囲である土地。

なるほど、「勢力範囲である土地」という意味で岸田氏の地元はやはり広島なんですね。


U・Iターン転職支援という私のような仕事をしていると、日常的に「地元」という言葉は使いますし、相談者の方からもよく出てきます。「生まれたところ」「育ったところ」というニュアンスで使われることが多いですが、例えば自身の生まれ・育ちではないものの、配偶者の「地元」で暮らしたいというケースも増えています。この場合は「妻の地元」「夫の地元」と枕詞が付きますが、「そのことに直接関係ある土地」という辞書的な意味で言えば、"その人自身の地元"と言っても良いということになります。

広義においては、「生まれたところ」「育ったところ」「暮らしたことがあるところ」「愛着を持っているところ」「関心を寄せているところ」それらをひっくるめて『地元』と言っても良いのかもしれませんね。

「今は違うところにいるけれど、『地元広島』で暮らしたい」そんな思いをお持ちの方は、ぜひお気軽に私たちにご相談頂けると嬉しいです。(ちょっと宣伝が強引でしょうか・・・(笑))

この記事を書いた人

チーフコンサルタント 
原田 昌和

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