転職成功者インタビュー

株式会社日本製鋼所
小松康太さん(仮名・設計職) 29歳

広島へのUターンを機に、生産技術から設計へのキャリチェンジに成功。

広島出身の小松さんは、大学院修了後に愛知県の大手自動車部品メーカーに就職。以来、生産技術職としてキャリアを歩んでいたが、以前から「製品設計に挑戦してみたい」という想いを抱いていた。

そんな折、第一子が誕生。以前から考えていた「広島にいつか戻りたい」というもう一つの希望とともに実現するため、転職活動を開始した。

広島で経験をそのまま活かせる会社もあったが、「製品設計」に挑戦できるフィールドとして日本製鋼所を選択。現在は設計者として奮闘する日々を送っている。

夫婦双方の両親の近くで子育てしながら、公私ともに充実していることを喜ぶ小松さんのUターン転職体験談を紹介する。

※本記事の内容は、2023年9月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
0回
活動期間
エントリーから内定まで45日間

転職前

業種
自動車部品メーカー
職種
生産技術
業務内容
自動車関連のセンサ製品の工程設計・生産準備業務

転職後

業種
産業機械メーカー
職種
設計
業務内容
射出成形機の電気設計

「いつか広島へ」という想いが、子どもの誕生で現実味を帯びた。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

私が勤務している株式会社日本製鋼所の広島製作所では、プラスチック製品を成形するための装置である射出成形機を開発・製造しています。射出成形機は、溶かしたプラスチックを金型に流し込み、高い圧力をかけて成形するための装置で、身の回りにあるプラスチック製品の多くはこの装置によって作られたものです。

私は電装グループに在籍し、成形機のハード設計に携わっています。成形機は一品ごとにお客様の求めるスペックが異なることから、要求スペックを満たすための製品づくりを行っています。

入社前のご経歴を教えてください。

大学院を修了後、愛知県にある大手自動車部品メーカーに就職しました。そこでは生産技術職として自動車関連のセンサ製品の工程設計・生産準備業務に携わりました。

主には工程設計に携わり、新規生産ラインの立ち上げや海外拠点のライン立ち上げ支援なども経験しました。

転職のきっかけは?

第一子が生まれたことです。私の地元は広島県で、妻の地元は山口県です。私が就職で愛知県に出ましたが、結婚当初から「そのうち戻りたいね」という話をしていました。

子どもが生まれ、子育てをする中で「そのうち」ではなく「できるだけ早く」戻りたいという思いが強くなりました。

また、母親が祖父母の面倒を見ているのですが、いろいろと大変な面もあり、「近くに戻って少しでも支えになれれば」という気持ちが強くなったこともあり、Uターンすることを決めました。

転職活動はどのように進めましたか?

子どもが生まれる少し前、まずは情報収集からと考えて大手転職サイトに登録し、担当コンサルタントに電話でお話を伺いました。

それから少し経って子どもが生まれ、本格的に転職活動を開始。そのコンサルタントから紹介いただいた企業の選考を受けたのですが、良い結果にならず。もう少し活動の幅を広げようと考えるなかで出会ったのがリージョナルキャリア広島の瀬川さんです。

実は瀬川さんにコンタクトを取った時には既にある企業の最終選考を控えていました。その企業は前職と同じ自動車部品メーカーで、ポジションも生産技術。選考過程で伺っていた条件面も希望を満たしていたので、特別な懸念点はありませんでした。

ただ、可能であれば製品設計に挑戦してみたいという希望がありました。それまでの活動の中では、その希望と合致する求人には出会えていませんでしたが、「広島にコミットしている」という点に惹かれ、一縷の望みに賭けて瀬川さんに相談をしました。そして提案をいただいたのが日本製鋼所です。

別企業の最終選考を控えていましたから、もし可能性がないのであれば諦めがつきますし、もし可能性があるならスピーディーに進めていきたい。この点において、瀬川さんはこちらが知りたいことを的確に教えてくれました。結果として挑戦できる可能性があることを知り、応募するに至りました。

最初の面談はお声掛けした当日の夜にオンラインで対応してくれましたし、選考が始まってからも面接対策などスピーディーに進めてくれたので、とてもありがたかったです。

設計職として一日でも早く一人前になりたい。

今の会社に決めたポイントは?

設計に挑戦したいという希望が叶うという点が大きいです。また、選考で広島製作所を訪ねた時の対応が好印象だったのも大きなポイントになりました。

工場見学や配属予定部署の社員からの職務説明、社宅見学など、本当に説明が手厚く、思いやりのあるやさしい会社だなと感じたので、安心して入社を決めることができました。

転職していかがですか?

とにかく「がんばっていかないと!」という心意気です。前職時代には生産技術として様々な機械や装置を触ってきましたが、設計として一人前になるにはまだまだ知識や経験が不足していることを痛感しています。

設計の経験がないことはわかった上で採用されていますが、それでも新卒採用ではありません。少しでも早く仕事をおぼえて戦力になれるようにと取り組んでいるところです。

困っていることや課題はありますか?

繰り返しになりますが、これまで経験していないことに取り組んでいるので日々勉強です。大変ではありますが、グループ内の方々も質問すれば丁寧に教えてくれるのでとても助かっています。

生活面の変化はありましたか?

やっぱりお互いの親元に近くなったことが大きく、良い変化しかないですね。子どもを連れていくと両親も喜んでくれますし、妻の両親も山口なので、ちょくちょく子どもの顔を見に来てくれます。

また、現在は会社の近くにある社宅に住んでいますが、周辺にイオンモールやコストコなど買い物ができるところもたくさんあり、休日は家族で買い物を楽しんでいます。

それから私自身は「ラーメン屋巡り」が趣味なのですが、それはまだできていないので、もう少し落ち着いたら活動を開始したいですね(笑)。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

転職を考える理由や転職によって実現したいことは人それぞれかと思いますが、転職は自分の希望や理想を実現するための手段なので、ブレることなくこだわって活動をした方が良いと思います。

私はギリギリのところでリージョナルキャリア広島と出会い、自分の希望を叶えることができました。あのとき妥協せず、希望にこだわって本当に良かったです。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
瀬川 泰明

小松さんとの面談では、ご経験やご希望、そして既に選考が進んでいた企業(A社)についてもお伺いしました。その際、小松さんにはA社よりも日本製鋼所社の方がマッチしていると強く感じたことを覚えています。

その理由を私から小松さんにお伝えし、また実際に日本製鋼所社で職場の雰囲気の良さを感じられたことで、小松さんの志望度は高まっていきました。

ただ、同社の選考途中でA社からは内定が出ており、返答期限も差し迫っていました。そんななか小松さんが出された答えは、「A社を辞退し、日本製鋼所社の選考に賭ける」というものでした。

背水の陣で選考に臨んだ小松さん。東京での最終面接を無事通過され採用内定が決定したときの安堵と喜びの反応は、今でも鮮明に思い出します。念願のキャリアチェンジを実現された小松さんが、これから日本製鋼所社に欠かせない存在として活躍されることを、心から応援しています!

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