2026.08.10
夏休みに考える「家族との距離」【キャリアコンサルタントのお役立ちコラム】
去る7月28日に発生した令和8年熊本地震により、熊本県を中心に甚大な被害が生じています。
被災された皆さまには心よりお見舞いを申しあげますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
リージョナルキャリア広島のコンサルタント、瀬川です。
そろそろ、お盆休みに入られた方も多いのではないでしょうか。
お子さんのいらっしゃるご家庭では、レジャーや帰省、また遠方への旅行など、親子一緒の夏休みを賑やかに過ごされているかもしれません。
今回は、夏休みをきっかけに考える、「家族との距離」についてお話したいと思います。
※ この記事は弊社メルマガに掲載されたものです。転載にあたり、一部修正を加えています。
夏休みに考える「家族との距離」
目次
夏休みの過ごし方

子どもたちにとっては待ちに待った夏休み。一方で、親にとっては何かと気を遣う季節でもあります。
近年は猛暑の影響で、公園で思い切り遊ぶことも難しい日が増えました。
低学年であれば学童で過ごすことも多いですが、中学年・高学年になると自宅で留守番をする時間も増えます。
ゲームや動画を見る時間が長くなったり、毎日のお昼ご飯をどうするか悩んだり。「子どもはちゃんと過ごせているかな」と、気になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
環境の変化と家族
そんな時、「近くに頼れる人がいること」のありがたさを感じる場面があります。
祖父母が近くに住んでいれば、お昼ご飯を一緒に食べたり、少し様子を見てもらったり、友達と遊ぶ場所を提供してもらえたりすることもあります。
もちろん、地方なら安心、都市部なら大変、という単純な話ではありません。都市部でも近くに親族が住んでいるご家庭はありますし、地方でも頼れる人がいないケースはあります。
ただ、共働き世帯の増加や物価高、子育てを取り巻く環境の変化を考えると、「家族との距離」は以前にも増して暮らしやすさを左右する要素になっているように感じます。
どこで、どんな暮らしを選ぶか
少し前までは、「実家の近くに住む」「親を頼る」という選択に、どこか後ろめたさを感じる方もいたかもしれません。
しかし今は、物価高や共働きの一般化、子育て環境の変化などを背景に、「家族の力を借りながら暮らす」ことは、ごく自然で合理的な選択肢の一つになりつつあります。
実際、海外でも住宅価格の高騰などを背景に、大学卒業後の若い世代が実家に戻って暮らすケースが増えているという話題を目にします。
背景は異なりますが、「家族を頼ること」が以前より自然な選択肢になってきていることを感じます。
私たちが転職相談をお受けする中でも、
「子どもが小学生になる前に実家の近くへ戻りたい」
「子育てを考えると親の近くで暮らしたい」
といったご相談は珍しくありません。
働く場所を選ぶことは、暮らし方を選ぶことでもあります。
子どもたちの夏休みは、「家族との距離」や「これからどんな暮らしを送りたいか」を改めて考える、
そんなきっかけを与えてくれる時間なのかもしれません。
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