2022.02.04
【定点観測】広島県の有効求人倍率-2021年12月、前月横ばいの1.37倍
2021年12月の広島県の求人倍率は「1.37倍」
11月に3ヶ月ぶりに上昇した広島の求人倍率ですが、12月は前月横ばいの『1.37倍』となりました。
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。
有効求人数が64,543人と2ヶ月連続で増加(前月比1.5%増)したのに対し、有効求職者数も47,248人と6ヶ月連続で増加(前月比1.6%増)したことから、倍率としては変わらずという結果になりました。
主な産業の新規求人動向(対前年度比)
<増加>
宿泊・飲食サービス(+87.1%)、製造(+50.9%)、サービス(+44.9%)、教育・学習支援(+25.5%)、卸売・小売(+22.7%)、学術研究・専門技術サービス(+16.2%)、医療・福祉(+15.6%)、運輸・郵便(+8.6%)、建設(+2.6%)
<減少>
情報通信(-26.6%)、生活関連サービス・娯楽(-15.9%)
(参照-広島労働局 雇用失業情勢)
有効求人数が増加を続けているものの、まん延防止等重点措置の状況などによって、今後も細かな変化を続けていきそうです。引き続き変化を注視していきたいと思います。
過去の求人倍率
-2021年11月(1.37倍)
-2021年10月(1.35倍)
-2021年9月(1.38倍)
-2021年8月(1.38倍)
-2021年7月(1.36倍)
-2021年6月(1.36倍)
-2021年5月(1.34倍)
-2021年4月(1.31倍)
-2021年3月(1.25倍)
-2021年2月(1.21倍)